Contents

PR

更新履歴

2024.12.10 サイト更新

2024.12.09 サイト更新

2022.11.22 サイト更新

2021.12.13 サイト更新

2021.02.28 サイト更新

2020.03.10 サイト更新

2019.05.22 サイト更新

2017.12.05 サイト更新

2014.09.02 サイト開設

行事食1

御節料理

御節料理とは、節日(節句)に作られる料理です。特に、正月に備えて年明けまでに用意されるお祝いの料理を指します。
御節料理の基本は、お屠蘇、祝い肴三種(三つ肴)、雑煮、煮しめである。地方により、三つ肴、雑煮、煮しめの内容は異なります。
このうち、三つ肴と煮しめは、重箱に詰めて提供される。一般的には、御節料理とは、献立すべてを指すのではなく、重箱詰めされた料理のみを指す。重箱に詰めるのは、めでたさを「重ねる」という意味で縁起をかついだものです。
一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたりして味を濃くするなど、日持ちする物が多いです。これは、火の神である荒神を怒らせないため、正月に台所で火を使うことを避けるという平安時代からの風習により、正月には台所仕事をしないからです。実際には、女性を正月位は休ませるためという意味合いもあります。

七草粥

七草とは、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った羮を食べる風習のことです。本来は七草と書いた場合は秋の七草を指し、小正月1月15日のものも七種と書いて「ななくさ」と読みますが、一般には7日正月のものが七草と書かれます。
現代では本来的意味がわからなくなり、風習だけが形式として残ったことから、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に七草粥が食べられるようになったと考えられます。

行事食2

年越し蕎麦

年越し蕎麦とは、大晦日(12月31日)に縁起をかついで食べられる蕎麦のことです。 日本全国に見られる風習です。年を越す前に食べきらなければならず、蕎麦を残すと翌年金運に恵まれないなどと言われています。
元々、江戸時代中期には月末に蕎麦を食べる「三十日(みそか)そば」という習慣があります。大晦日のみにその習慣が残ったものと考えられています。
年越し蕎麦の由来とされる説は「細く長く達者に暮らせることを願う」というものがもっとも一般的である。他に「蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労を切り捨て翌年に持ち越さないよう願った」という説もあるが、後付けの説とも言われています。

赤飯

赤飯とは、もち米に小豆またはささげを1~2割混ぜて蒸しあげたご飯のことです。主に日本で食べる料理で「強飯(こわめし)」、「おこわ」の一種。明治頃まではもち米を蒸しただけのものをおこわといい小豆などを混ぜたものと区別していましたが、現在は赤飯もおこわというようになりました。蒸すのではなく、炊いて作る方法もあります。
現在では祭りや誕生祝いなど吉事に赤飯を炊きますが、古くは凶事に食べていた。赤い色で邪気を祓う効果を期待してのことです。
いつ頃から反転したのかは不明であるが本来吉事に食べる白飯を凶事に食べ、逆に凶事の赤飯を吉事に食べることで縁起直しを図ったと考えられています。