ジビエ料理3
ジビエ肉の特徴として個体差があるという事です。
というのも普段我々が食べている牛肉や豚肉、鶏肉などは品質が一定になるように管理された中で育てられていますが、ジビエは野生動物のお肉なので、その動物がどのような環境にあるか、また年齢や性別、肉の処理方法によって食感や味わいが大きく変わってきます。
一般的にジビエの味は食感や臭いなどに癖があると言われており、苦手な人もいます。またそんな癖や食感が好きというかたもいるのも事実で、苦手な人のために、ワインで煮込んだり、生姜やニンニクなどで臭いを消したりして食べると臭いが中和されて美味しく食べられるそうですよ。
ジビエ肉は現在注目を浴びているのをご存じですか?
何故かというとジビエ肉は「高たんぱく」「低カロリー」と言われており、健康にいいという事で注目を浴びているのです。
野生動物は家畜動物と比較して圧倒的に運動量が多いため身が引き締まっており良質な赤みの肉になります。また鹿肉やイノシシ肉には鉄分も多く含まれているため、貧血の症状がある人にはおすすめです。
現在市場に出回っているジビエ肉は基本的には安全で美味しく食べられるものがほとんどで、それは食肉加工施設で国が定めた法律にのっとって適切に処理されているからです。
しかし地域によっては知り合いの猟師さんから鹿やイノシシ等のジビエ肉を頂くということもあるので、その場合はしっかりと加熱して殺菌すれば安全に食べることができます。
ですが、やはり安全に美味しく食べたい場合は専門料理店で食べるのが一番おすすめです。プロの料理人が最もおいしいと思われる調理法で料理を提供してくれるので、間違いないですね。