お正月の食事①
お正月に食べる定番料理ときいてほとんどの人が「おせち料理」をあげると思います。
おせち料理には願いや意味が込められており古くからお正月のお祝いの席で食べられています。
しかしおせち料理は子どもの頃は魅力的に感じかなかった人もおおいのではないでしょうか。
というのも子供が好みそうな料理が入っていることが少ないのも大きな理由です。また作るのに手間がかかるので、近年ではお正月におせち料理を食べない、作らないという家庭も増えてきています。
おせち料理は元は「御節供(おせちく)」が略されたもので、「御節供(おせちく)」とは、元々は元日だけではなく、節日(季節の変わり目等の祝い事をする日)に神様にお供えした食事のことをいいます。江戸時代にお供えした御節供を家族で食べるという風習は庶民にもひろまり、1年で一番大事なお正月に食べる料理をおせちと呼ぶようになりました。
地域によっておせち料理に入っているものや意味合いがことなることはありますが、おせち料理に入っている料理について紹介したいと思います。
①黒豆
おせち料理の代表的な料理といえば「黒豆」です。豆には元気や丈夫、健康といった意味が込められています。いつまでも健康に長く過ごせるように意味合いを込めてお正月に食べられるようになりました。また、 また「まめに働く」「まめに暮らす」などの語呂合わせからも、昔からおせち料理には欠かせない一品といってもいいでしょう。