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外食の利用

外食をする頻度の最も高いのは20~59歳の男性で、3割前後がほとんど毎日1回以上利用しているという統計があります。
都市サラリーマンの多い層ですから、昼食が外食になるのは当然かもしれません。これに週2~5回の頻度を含めると、この年齢層の男性の約5割から7割もの人が外食(市販の弁当を含む)を日常的に利用していることになります。

外食の利用は若い人ほど割合が多くなり、また外食の利用頻度の高い層ほど野菜の摂取率が少ないという結果が出ています。
また、女性ではほとんど毎日1回以上外食する人の割合は、最も高い20代で21.1%と、男性よりもかなり低い数値となっています。

惣菜などでの食事

一人暮らしの若い層に多いのが、これらの外食・弁当に加えて、菓子パンやファストフードの持ち帰り、コンビニなどの惣菜などでの食事です。
最近は一般家庭でも「料理を作るのがめんどう」などの理由から、弁当やでき合いの惣菜で間に合わせる「家庭内外食」が増えており、栄養バランスの面で心配されます。
一般に外食・弁当は野菜不足になりやすく、ビタミンやミネラルが十分ではなくなります。よほど意識して野菜や海藻類をとらないと、体調を崩すことにもなりかねません。
外食産業の側に立てば、食事のあり方に関心が高まってきた今後は、味だけではなくカロリー(エネルギー)や栄養バランスを考慮したメニューの提供が、顧客獲得の上で一つのポイントになってくるのではないでしょうか。